肝臓は「沈黙の臓器」!早めのチェックが大事!
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フリートーク
年末は忙しく、お酒を飲む機会も増えますが、そんなときに気を付けたいのが肝臓の管理です。
肝臓は悪性化しても自覚症状があらわれにくいため、早めの検査が大切です。
肝臓の主な役割は、
①体内のエネルギー代謝。
②有害物質の解毒。
③胆汁の生成と分泌です。
健康診断で注目すべき数値は、AST(GOT)とALT(GPT)という、肝細胞でつくられる酵素の値です。
ASTの基準値は、13~30。
ALTの基準値は、10~42。
ALPは流れが悪くなると血中の値が上昇します。
仕事、運動による一時的な上昇は、暫くして数値が下がれば安心です。
リスクとしては、急性肝炎、劇症肝炎、慢性肝炎、アルコール性肝炎、脂肪肝、肝硬変、肝がんなどがあります。
γ-GTPの基準値は、13~64。
アルコールとの相関が強いので、日常的に飲酒をしている方は数値が高めです。
1~4週間程度の断酒で、γ-GTPを含む肝機能の改善度が確認できます。
数値の改善には飲料、菓子類に含まれる果糖を控える。
動物性脂肪やトランス脂肪酸を控える。
不飽和脂肪酸・ビタミンEを摂取する。
有酸素運動で減量する。
ストレスを減らすことです。
年末年始を楽しむためにも、いまから準備しましょう!